
真夏のTシャツに、“少しの重み”がちょうどいい。
Tシャツといえば、夏のユニフォームのような存在だ。
一枚で着られて、気負わずいられる。だからこそ、多くの人が毎日のように袖を通す。
でも、そんな“日常着の王様”にも、意外と奥行きがある。
たとえば、ヘビーオンスのTシャツ。
厚手のコットン生地はタフで、型崩れしにくく、頼りがいがある。けれど、真夏に着るにはちょっと重たい。汗ばむ時期に、あえてそんなTシャツを選ぶ理由って、何だろう?
答えは、その“着る感覚”そのものにあると思う。
汗をかいて少しずっしりしたときの感覚。風が生地の間を通る瞬間。
その「重さ」や「存在感」すらも含めて、Tシャツという服の魅力なのだ。
もちろん、快適さを引き出す工夫もできる。
サイズをワンサイズ上げて空気を含ませたり、インナーに吸湿性の高いタンクトップを仕込んだり。
ちょっとした工夫で、“暑いから無理”を、“案外いいかも”に変えられる。
そうして手をかけることで、Tシャツは“ただのベーシック”から“相棒”のような存在へと変わっていく。
ファッションは、ただラクであればいいわけじゃない。
少しだけ不便だったり、着ることに意味を感じたり──
そんな“手ごたえ”がある服のほうが、結果として長く付き合える気がする。
🧵紹介アイテム
▸ ヘビーオンス ロゴTシャツ
→ 頼れる厚みと、シンプルな刺繍が心地いい。洗うほどに馴染んでいく、タフな一枚。
▸ 刺繍ロゴ プレーンTシャツ S/S
→ ベーシックの中に、さりげない主張。毎日の定番にこそふさわしい、バランスの良さ。